【楽しい読み聞かせ】こどもとおちばをたのしむ絵本

絵本&児童書
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こんにちは、眠りねこです。

最近はめっきり寒くなって、目を楽しませてくれていた葉っぱも散ってきましたね。

こどもはおちば遊び大好き

そんな今の時期、子どもとおちばを楽しむ絵本をご紹介したいと思います。

ただ読みきかせるだけではなくて、子どもと手を動かしたりおしゃべりしたり、笑い合ったりしながら楽しく読めます。
また、毎年の成長を喜んだり、落ち葉の役割について学んだりと長く楽しめる、そんな絵本です。

もりのてぶくろ

📘もりの てぶくろ (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

絵が大変美しい絵本です。

黄色いきれいな葉っぱがいちまい、森に落ちています。
通りすがりの森の動物達も、思わず立ち止まり手を重ねます。

このはっぱにピッタリの手は誰なのでしょうか…

2歳くらいから毎年この時期に読んでいて、絵本の葉っぱにこどもの手を重ねていました。

最初は「はっぱおおきいねぇ」と言っていましたが、しだいに「ぴったりだね!」となり、今では「ちいさいねぇ、手が大きくなったねぇ」となり成長過程がわかり、子ども自身でも大きくなっているんだなと実感しているようです。

子どもねこ
子どもねこ

私のほうがおおきいよ!

先日、この絵本そっくりの葉っぱが落ちていて思わず写真をとりました!

本当に絵本から出てきたよう

この大きさだったら、今のこどもにぴったり!と、絵本と一緒に見せると喜びそうだなと思いましたが、軽井沢にある絵本の森美術館の園内だったので写真だけにしました。

ぜひお子さんと絵本や道の葉っぱに手を当てながら、楽しんで読んでみてください。

📘もりの てぶくろ (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

🌳絵本の森美術館

やきいもするぞ

📘やきいもするぞ

1冊目とはまた違った魅力のある絵で、素朴な線が力強い絵本です。

寒くなると森にはおちばが、畑にはおいもがたくさん。


もりはおちばだらけで、はたけは おいもだらけ。
こうなったら しょうがない。

「やきいも するぞ」と りすが いうと、
「やきいも するぞ」と いのししも いって、
「やきいも するぞ エイエイオー!」と もりの みんなも さけんだ。

やきいもするぞ

勢いよく落ち葉もとことん集め、おいももドンドコほっていきます。

そして美味しい焼き芋をみんなで食べていたら…そう、みんな「おなら」がでだします!!
そうしたら次は残りの焼き芋をかけて、なんと”おなら大会”を始めるのです。

こども、大好きですよね~おならw

みんなの個性的なおならを読んでいくのですが、どれも特徴が出ていてかわいいやらおかしいやら、子どもと笑いながら、自分だったらどんなおなら?など言いながら読んでいきます。

なかなか”いちばん”が決まらない中、手をあげる影が…
さて、いちばんになるのは誰のどんなおならでしょうか?ぜひ読んで確かめてみてください。

📘やきいもするぞ

おちばのほん

📘おちばのほん

おちばの一枚一枚にクローズアップした絵本です。

このおちば、何のはっぱだろう?と思ったことありませんか?

絵本と見比べて、この葉っぱどうかな?と探すのも楽しいです。

これを読むまで気が付かなかったのですが、春や夏にも葉を落として入れ替えしている木もあるのですね。

秋冬には本格的に落ちてくる葉っぱたち、黄色や赤といった色ごとに紹介されていたり、木だけではなく、野原の草の色の移り変わりも描かれています。

公園によくある葉っぱや、果樹の葉っぱ、かえでが大集合のページも美しいです。
落ち葉がどのように分解されて土になるかの過程も後半に学べるので、小さい子供から大きくなっても楽しめる本です。

葉っぱが落ちて集まって、ふかふかの絨毯ができあがります。

がっさあ ごっそう
  がっさあ ごっそう
    おちばの うみを わたって いこう!

  ざぱーん けちらせ
     はっぱの なみを

     がっさあ ごっそお
        あるいて いこう!

おちばのほん

このガサゴソではなく、”がっさあ ごっそお”オノマトペが、いかにもたくさんの葉っぱを、けちらして歩いている様子がよく出ていて楽しいです。

オノマトペ

感覚イメージを写し取る、特徴的な形式を持ち、新たに作り出せる語
(オランダの言語学者マーク・ディンゲマンセによる定義)
擬音語:ニャ−、パリーン、カチャカチャ
擬態語:ザラザラ、ヌルヌル、ぴょんぴょん
擬情語:ゾクッ、ドキドキ、ガッカリ

引用:📘言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか(著:今井むつみ、秋田喜美)

我が家は、お出かけ先でもみられるようにとKindleに入れています。
最近の絵本は、電子書籍も出ていてお出かけ先でも便利ですね。

ぜひ絵本を読みながら、美しい葉っぱを見比べたり、ふかふか絨毯で遊んだり、土になっていく様子を観察してみてください。

📘おちばのほん

おわりに

写真はもっと小さい頃。

手に持った大きい葉っぱで、下の小さい葉っぱを掃いているのが楽しくなり、座り込んで夢中になっていました。
大人たちが葉っぱを集めて埋もれさせると、手を動かしてガサゴソしていました。

”がっさあ ごっそお”、までは力が弱くてできなかった頃!こんな時期もあっという間です。

少し大きくなった今でも、落ち葉がたくさんあるところをわざわざ選んで踏んで歩きます。

子どもねこ
子どもねこ

はっぱのおんがくだよ!

といいながら、踏みしだいて足の裏で感触を感じて、音を聞いてと楽しんでいます。

寒くなって外に出たくなくなってくる時期ですが、家で絵本を読みつつ、気候の良い日はぜひお出かけして落ち葉に親しんでみてください。

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