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【トンボの羽化に遭遇】飛ぶ宝石!トンボの絵本・図鑑


こんにちは、眠りねこです。

子どもと登園している途中で、瑠璃色がきれいなイトトンボや水色のシオカラトンボを田んぼで見かけます。

6月のある日、池の横の遊歩道脇で、トンボが羽化しているのを子どもが見つけました!

登園途中で見つけたトンボの羽化

しかし、こどもは…

こどもねこ

おかあさん、これ…むしよけ?

(ガクッ)ヤゴから出てきてるし、本物だよ~!

まさかの、つくりもの疑惑!

園で虫除けのオニヤンマをぶら下げているので、それだと思ったよう(笑)

こんな感じの↓ たしかに、よくできてますよね~!

参考:(12CM-3匹) おにやんま オニヤンマ君 虫除け


ぱっと見た感じ、オニヤンマと思ったのですが子どもは「違う!」と言っています。

本人に聞くと「目の色が違うから違う」といっていましたが、よく見ていますね。

「前に捕まえた写真と比べて!」と言われて見てみました。(下記記事内)

確かに、以前『ぐんま昆虫の森』で捕まえたオニヤンマはもっと鮮やかな緑の目でした。

調べると羽化直後のトンボの目は濁った茶色がかっているものなのだそう。
確かに上記の写真のトンボもそのような色でした。

この羽化直後の”成熟前の状態”を「テネラル」と言うそうです。

更に図鑑を見てみると、オニヤンマにそっくりなオオヤマトンボ、コヤマトンボというのを発見!
表紙にもこの3つが載っていますがそっくり。

コラムにも「オニヤンマと間違えられやすいトンボ」が複数まとめられていました

参照:くらべてわかる トンボ

トンボは横からのほうが見分けがつきやすいようですが、今回は違う角度の写真を撮っていなかったので、残念ながら種類はわかりません。

ただ、黄色い斑紋の感じも違うので、
「オニヤンマと違う!」という子どもの意見のほうが正しかったようです。

この羽化を見つけたのをきっかけに、トンボの絵本や図鑑をいくつか読んでみました!

目次

トンボの絵本・図鑑

小さい子供向けから、小学生の自由研究の参考になりそうな本まで選んで読んでみました。

とんぼのあかねちゃん (かわいいむしのえほん)

とんぼのあかねちゃん (かわいいむしのえほん)

とんぼのあかねちゃん (かわいいむしのえほん)

あきあかねのあかねちゃん。

小さな池にすむ”やご”の状態から羽化して成虫になって仲間たちのもとへ行くお話です。

こちらは特徴をとらえつつも、可愛い絵で、リアルな虫が苦手な方でも大丈夫です。

秋になるとあんなにたくさん田んぼの上を飛んでいるのに見かけないなぁと思っていました。

羽化直後は黄色っぽくまだ茜色ではないのと、夏の間は涼しい山へ移動するから暑いときは見かけないんだとわかりました。

かわいいあかねちゃんと一緒に、山の仲間の元までの冒険を楽しめます。

とんぼの ぎんちゃん うまれたよ! (むしのたまごシリーズ) 

とんぼの ぎんちゃん うまれたよ! (むしのたまごシリーズ) 

とんぼの ぎんちゃん うまれたよ! (むしのたまごシリーズ) 

池の中にいるぎんやんまの幼虫(ヤゴ)のぎんちゃん。

ヤゴの生活から、羽化して、とんぼになって餌を捕まえる様子や、仲間同士の縄張り争い、ペアを見つけて卵を生んでそれが孵るまでをこれ一冊で体感できます。

登園で歩いていると、とんぼのオスの縄張り争いを見ることがあります

絵本では2匹の追いかけっこでしたが、今日見た場所は人気エリアなのか4匹も争って追いかけていました!

こどもねこ

オスのとんぼがパトロールしているね

と言って、絵本で覚えた「パトロール」をしっかり目で確かめられたようです。

絵本で読んでいると、普段見かけるとんぼの様子も「こういう理由でこんな動きをしているんだな」とストーリーがわかって親しみが湧きます。

かいぶつトンボのおどろきばなし (かこさとし大自然のふしぎえほん 9)

かいぶつトンボのおどろきばなし (かこさとし大自然のふしぎえほん 9)

かいぶつトンボのおどろきばなし (かこさとし大自然のふしぎえほん 9)

不思議な表紙のこちらの絵本。

ヤゴの潜水艦??と思ったら…トンボの生態や種類の見分け方を紹介した絵本でした。

とんぼのはねの仕組みを鳥や飛行機と比べ、模型の実験も交えて解説された本で、「飛ぶ仕組みをしりたい!」というタイプの子にピッタリ!!

つい、魔女の宅急便に出てくる研究熱心な男の子「とんぼ」を思い出します。

夏の小川にかがやく宝石、オニヤンマ: 日本でいちばん大きなトンボのくらし (小学館の図鑑NEOの科学絵本)

夏の小川にかがやく宝石、オニヤンマ: 日本でいちばん大きなトンボのくらし (小学館の図鑑NEOの科学絵本)

夏の小川にかがやく宝石、オニヤンマ: 日本でいちばん大きなトンボのくらし (小学館の図鑑NEOの科学絵本)

こちらは写真でみるオニヤンマの絵本です。

オニヤンマの一生が、美しい写真で切り取られています。

オニヤンマが見られるのは、
緑がこい森林と、すんだ小川がある環境です。
そんな自然が残された人里があれば出会えるとんぼです。

夏の小川にかがやく宝石、オニヤンマ: 日本でいちばん大きなトンボのくらし (小学館の図鑑NEOの科学絵本)

しかし、そのような小川に行って会えたとしても、ここまでオニヤンマの一生を追って目で見る機会はなかなかありません。

貴重な瞬間がたくさん載っているこの絵本に出会えて嬉しくなりました。

こちらはルビ付きの漢字もあって、自分で読むなら小学中学年くらいからでしょうか。

小さいお子さんには読み聞かせたり、写真を眺めるだけでもとんぼの魅力に惹きつけられられます。

図鑑:くらべてわかる トンボ

はじめの方でも参照しましたが、こちらの図鑑でとんぼの種類の違いを調べました。

くらべてわかる トンボ

参照:くらべてわかる トンボ

暮らしている場所の違いや、両目のくっつき方で見分けたりする方法なども知ることができました。

ソフトカバーの単行本で原寸大で比べるのにわかりやすいです。

我が家は持ち運びの利便性とキャンペーンでお買い得だったので、Kindle版を購入しました。

タブレットやパソコンなど大きめの画面がみられる場合はKindle版も便利です。

おわりに

絵本を読んで、さらに身近に感じたとんぼたち。

「とんぼ」と一口に言っても、その生態は本当に様々なんですね。

羽化したとんぼを見てから3週間くらいたった今日、その近くで似たとんぼを見かけました。

結構近くまで近寄れました!

目の色もきれいなエメラルドグリーンで、もう成熟した個体のよう。
その後、水辺をすいすいーっと気持ちよさげに飛んでいきました。

自分が子供の頃に知らなかったことも、今子どもと一緒に絵本で知ることができて嬉しいです。

そういえば、子どもが本物と間違えた虫よけのオニヤンマ↓

参考:(12CM-3匹) おにやんま オニヤンマ君 虫除け

効果が気になって、これを着けていた庭師さんを見つけたので聞いてみました。
蚊にはあまり効果がないそうですが、アブが来なくなったそうです!

確かに夏の山はアブが怖いので、うちも帽子につけてあげようと思います。

今年もまた、昆虫の森へオニヤンマを探しに行こうかな。

人生で初めてオニヤンマ捕まえました↓

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