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【やっぱりねこが好き】ねことの生活が愛おしくなる絵本

こんにちは、眠りねこです。

今は飼えませんが、子供の頃から実家や祖母の家で猫を飼っていて身近な存在でした。

そんな、猫がいる・いた生活が愛おしくなるような絵本をご紹介します。

目次

ねこはなんでもしっている

『ねこはなんでもしっている』

こちらは街のみんなに愛されている地域猫のお話です。

街のことは何でも知っている猫で、色んな場所で声をかけられ「にゃーん」と応えます。
地域猫にありがちですが、人ごとにつけている名前が違うところも”あるある”です。

街の様子が俯瞰で描かれていて、そこに住む人それぞれの生活が垣間見えます。

背景に思えたものも、後でお話に出てきたりするのでじっくり絵を観察するとつながりがわかって面白いです。

迷子の犬をお世話するのですが、さっぱりした親分肌の猫が魅力的で、自分の街にもこんなネコがいてほしいなと思う絵本です。

『ねこはなんでもしっている』

ぼくはいしころ

『ぼくはいしころ』

子どもの野良ねこが主人公です。

絵も紙版画で、毛の細かい部分まで表現までされていて、柔らかさが伝わってきます。

いしころは みちばたに ポツンとひとり

じっとだまって そこにいる

だれも それを きにとめない

ぼくも きづけば ポツンとひとり

じっとだまって ここにいる

だれも それを きにとめない

このいしころと おなじ

誰にも気づいてもらえない、気にかけてもらえない…

「こえをあげてはいけないよ」と昔誰かに教えてもらった記憶、

自分の気持ちもしまったまま、いてもいなくても一緒じゃないかと思えてきます。

ぼくの存在なんて、この「いしころ」と同じ。

そう思っていたら、ある日優しい声をかけてくれる人が現れます。

僕のこと、見てくれる、話しかけてくれる、ごはんをくれる!!

それまで心にためていた気持ちがあふれてくるシーンをみると胸がいっぱいになります。

ただ石ころのようにそこにいる生活が一変します。

何気ない挨拶を交わしたり、誰かと話をしたり…

一緒にいることが安らぎになる人がいるということの幸せを噛み締められる絵本です。

『ぼくはいしころ』

私はネコが嫌いだ。

『私はネコが嫌いだ。』

いかにも頑固者という感じのお父さんのもとに、娘が拾った子ネコがやってきます。

世話が焼けるし、言うことも聞かないネコに、終始「私はネコが嫌いだ。」と言うお父さん。

いなくなれば気が楽になると思っていたけれど…ネコの様子が気になって仕事が手につきません。

言葉では「嫌いだ」と言いながらも、心の底ではお互いに大事な家族になっている、そんな絵本です。

『私はネコが嫌いだ。』

わすれていいから

『わすれていいから』

あるお家で飼われている猫が、家族と一緒に過ごした日々をふりかえるおはなしです。

わたしの実家でも猫を飼っていましたが、上京してからは会うのは年に1・2回になりました。
子猫の頃から一緒に過ごしていたのでその記憶のままに帰ると、だんだん老猫になっていく様子にギャップを感じました。

猫目線のお話ではありますが、巣立つ子を見る親の目線でも、年老いてゆく猫や親を見る子どもの目線でも共感できます。

絵本を読んでから1ページ目を見返すと、印象がかわりその細い背中に泣けてきます。

新しい環境下での生活が増えて、家族と過ごす時間は減って行くものです。
大事な家族に会えるうちに会っておきたいと思う絵本です。

『わすれていいから』

わたしのげぼく

『わたしのげぼく』

こちらは絵本ですが少し小さなサイズで、大人の方が手に取ることが多いかもしれません。

ネコ好きな方は、ネコに尽くしてしまう感じがよくわかります。

ネコが幸せそうなら、自分も幸せな気分になる。

ネコも飼い主(げぼく)が幸せななら、幸せな気分になる。

そんなネコとの生活を思い出します。

柔らかくて、暖かくて、気高いネコに何度でも尽くしたくなる絵本です。

『わたしのげぼく』

おわりに

今の家では飼えませんが、いつかはまたネコと暮らしてみたいなと思っています。

ネコの本を読みながら、たまに見かけるネコを愛でている日々です。

近所の地域猫で人懐っこい猫がいて、よく子どもと一緒に撫でて癒やされていたのですが、その子が昨年、虹の橋をわたってしまいさみしく思っていました。

すると、子どもがある絵本のイベントで段ボールのネコを作りたいと言い出しました。
※「私はネコが嫌いだ。」のよこただいすけさんのブースでした!

こどもねこ

お母さん、猫ちゃん好きでしょう

そう言ってわたしてくれて、子どもの優しい気持ちがとても嬉しかったです。

今は子どもが作ってくれたネコで癒やされつつ、今が幸せと思える瞬間をたくさん作っていきたいなと思います。

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