当サイトは広告が含まれています

【おすすめ幼年童話】 ”やまの動物病院”シリーズ

こんにちは、眠りねこです。

幼年童話というジャンルをご存知ですか?

少し長いお話も聞いていられるようになってきた頃に、絵本から童話への橋渡し的な役割をするのが幼年童話です。

子どもを『本好き』にしたい私にとって、非常に大事なジャンルです。

今回は”やまの動物病院”シリーズのお話をご紹介したいと思います。

ねこの「とらまる」が主人公です。

とらまるは、とても 大きくて、ふとっちょのねこでした。
足はみじかめですが、ほおひげが りっぱで、
耳のさきっぽに、つんつんと けが はえています。

耳の毛がチャームポイントなとらまる。

そもそも、ねこのお医者さんって?どんなふうに治すのかしら?と興味が湧いてきます。

子どもはネコが好きな上に、「動物のお医者さん」に憧れているので目を輝かせて聞いていました!

どのページにもカラーの挿絵が添えられているので、絵がないと物足りないお子さんでも大丈夫です。

子どももまだ文字は読めませんが、自分でもめくって絵を追っています。

目次

やまの動物病院

やまの動物病院

山のふもとに小さな町があります。

山に一番近い、まちのはずれの小さな動物病院
『まちの動物病院』が舞台です。

まちはずれなので、そんなに忙しくありません。
先生もねこもいねむりをしているところに、入口の呼び鈴がなります。

先生がテキパキと診察をする様子をとらまるがみています。

そのようすを とらまるが かた目でみています。
ぼんやりと ではなく とても ねっしんに みているのです。

とても勉強熱心なとらまる。

まちの先生は知らないのです。

実はとらまるは先生が診察を終えて寝静まったあとに
『やまの動物病院』を開院して、やまの動物たちを診ているのでした。

そんなとらまるのもとに、どんな患者さんが現れるのでしょうか?

患者も大活躍のお話、ぜひ読んでみてください。

☆「ひろすけ童話賞」受賞作品

やまの動物病院

やまの動物病院②  とらまる、山へいく

2冊めは

やまの動物病院②  とらまる、山へいく

さむい北風がふく日、まちの先生がとらまるがきた日のことをおもいだします。

そういえば、とらまるが うちに きたのも、
こんなふうに さむい 北風の日だったな。

とらまるは、どこからやってきたのでしょう?
そんなことを考えながら、読み進めていくと、

とらまるが「やまの動物病院」を開院したところに、急患の知らせが飛び込んできます。

とってもくるしがってるんですって。
山に おうしんに きてちょうだい

しかし、動物たちが伝言しながらきたので、誰が・どこで・どんな状態なのかわかりません。

なるだけいろんなことに対応できるように、往診カバンを準備して出発します。

伝言ゲームを逆にたどりながら、行く先々で治療をしていきます。
やまでくるしんでいたのは誰だったのでしょう。

とらまるの出生のひみつも垣間見えます。
とらまるってほんとうは…?!

やまの動物病院②  とらまる、山へいく

やまの動物病院③ くいしんぼうのクララ

やまの動物病院③ くいしんぼうのクララ

3冊目は、まちの先生が風邪を引いて早めに休んだ日のことです。

次々にやってくる、やまの動物たちを診ていくとらまる。(ついでに先生まで!)

人間臭い動物たちの様子もユーモラスです。
そうだよね、わかっていてもまたやっちゃうんだよね…りすさん。

そんな時に急患がやってきました、うしの”クララ”です。

くいしんぼうのクララ。
いったい、何を食べてしまったのでしょうか?

やまの動物病院③ くいしんぼうのクララ

おわりに

見た目によらず腕の良いまちの先生と、勉強熱心なとらまるを頼りに、まちの人も動物もやってきます。

受診に訪れた動物たちも協力して、治療に参加していくのも魅力です。

とらまるの秘密など、まだまだ色んなお話が続きそう。

今後のお話も楽しみです。

ねこが好きな方におすすめな絵本

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次